こんにちは．最近，朝晩かなり涼しくなってきて秋を感じます．お久しぶりです．D2になりました髙橋です．
　9月18-20日に仏ナンシーのロレーヌ大で，東北大学-ロレーヌ大学の共同Workshopが行われました．丸田先生・中村先生・髙橋が参加し，Combustion kineticsのセッションで口頭発表しました．このWorkshopは東北大とロレーヌ大の学術協力を深めるために開催されたもので，Combustion kineticsのほかに，Spintronic, Mathematics, Health Technologyなどのセッションも同時に行われていました．
　Combustion kineticsのセッションは，丸田先生とも関係が深いロレーヌ大のBattin-Leclerc先生主導で行われ，フランスCNRSグループやベルギーの研究者が集まり，発表・議論を行いました．(名前を論文で見たことがある方が多く少し緊張でした…．) Workshopは，燃焼化学に絞った内容になっており，燃焼反応機構のモデリングや低寿命化学種の分析など，専門的な議論を聴講することができ，大変勉強になりました．発表では，３人で主にマイクロフローリアクタを使った燃焼化学の研究について発表し，改めてマイクロフローリアクタの魅力を知ってもらえたと思います．しかし，個人的には上手く英語が伝わらない部分もあり，改めて勉強不足を感じました…．もっと深い議論ができるようがんばります…．また，Workshop終了後に，Battin-Leclerc先生の研究室を見学しました．多くのGCや質量分析器などの分析器や，Shock tubeなどがあり感動しました．個人的には初めて，Jet stirred reactorを見ることができたのが印象的でした．Workshop参加者の研究者や国際色豊かな学生たちとも話すことができて，刺激的な時間でした．
　Workshopの期間中には，東北大の大野総長とロレーヌ大のプレジデントとの間で友好の調印式等もあり，生で見ることができて感動しました．ロレーヌ大があるナンシーは歴史的な街並みが美しく，歩いていてとても楽しいところでした．また，毎日のようにワインを飲んでいたので，少しお腹が出た気がしました…．キッシュ，チーズ美味しかったな…．次に，フランスに行くときは気を付けたいと思います．